間違いだらけのスープカレー選び (^¬^)/

〜本当にスープカレーっておいしいの?!〜

☆☆☆カレー(^。・)ウフッ

・南屋(チキン) :  札幌市豊平東月寒3条16丁目

上述した南屋(ココナッツ)のスープカレーの看板メニューがこのチキンである。なお、南屋のメインはどうやらルーカレーのようだ。そちらも近々食してみたい。

・味:8・・このカレーは奥行きがあってまろやか且つDRYである。あっさりしつつ濃厚であり、さすが有名店である。ただし、個人的にはココナッツを入れて、弱冠スィートにした方が好み。割と日ごとに味のバラツキが大きいので、味が薄かったら、塩(クミン入り)をもらって塩分調整をし、濃い場合はスープを継ぎ足して薄めてもらったら良い。チキンは少々固め・・もうちょっと柔らかい方が好みだ。

・その他:南屋(ココナッツ)に記した通りである。割高感が強い。

・グロビュール: 札幌市北区北14西1

05年開店の新しいお店。私の行ったカレー店では最もお洒落。定休日が不定、という点が心ともないが、月曜が休みのケースが多いようだ。

・味:7・・これはスープカレーと称すべき部類なのだろうか?かなりのトロミである。通常のスープカレーではろ過して廃棄してしまうタマネギカスがそのまま入っており、スープ粘度が高まっているように感じるのか。好みの問題なのかもしれないが、私はその食感を好きにはなれない。

味は、飴色になるまで炒めた大量のタマネギがベースになっているため、濃厚で甘く美味しいルーカレーのスープ版とでもいうべきか。

チキンはスープの中ではなくご飯の上に載っている。また、よくある骨付きレグではなく、トリモモと思われる。従って、チキンにスープが絡むということはない。私はご飯の上からスープの中にチキンを移植して食した。

個性派の店長さんが、色々と試行錯誤している段階なのかもしれない。現時点での評価は、札幌スープカレーのホリエモンって感じか。今後、どのように発展していくのか楽しみだ。。。フツーに美味しいスープカレーが当たり前のご時勢、ありきたりのスープカレーになって欲しくない。カレー界のライブドアを目指せ!

ランチに付属してあるケーキはとても美味、コックさんの腕前は確実である。ディナータイムであっても、ケーキを別途オーダーしたらきっと満足度がUPすると思う。

・店舗:10・・上述したように、吹き抜けでかなりお洒落なインテリア。かなり広く、テナント料も相当であろう。あなたが口説こうとしている女性がカレー好きなら、これ以上最適な店はないだろう(゜▼゜*)。ただし、エアコンがないようなので、暑い日はタブーです・・彼女のメイクが汗で落ちてしまうでしょう。

このような広い店は、多少客が入った程度では席は埋まらない・・ということは傍目には活気ある店には見えない。回転率も劣化する。人は、多少狭めで、少々待たされる・・程度の方が旨く感じるし、流行ってて活気ある店に思えるものだ。そういう意味ではこのような広い店はハイリスクである。皆で行って応援してあげよう!・・でないと無くなっちゃうかも(・・;)

 

・ラマイ  : 札幌市清田区月寒東1条17丁目5-48

元々は白石にあるインドネシア風スナックで、メニューの一環として生まれたスープカレーだったのだが、そのあまりの好評ぶりに、スープカレー専門店として月寒に新規開店した。旭川に支店があり、人気店になっているようだ。

・味:6・・ルーカレーを薄めたようなあっさり系のスープ。私的には特筆すべきことは特にないが、ルーカレーの味が好きな方には最適でしょう。また、とてもローカロリーと推測できるので、カロリーが気になる女性にもお勧めです。インドネシアに行ったことはないが、インドネシアのカレーはこんな味なのかな〜

・店舗:9・・行ったことはないが、インドネシアのバーのような雰囲気?。インドネシアっぽいオブジェや小物があり、照明は薄暗めでムーディ(^。^)。カレーというよりもトロピカルカクテルでも飲みたくなる。女性受けが良い店と思われる。

 

木多朗(レトルト)

木多朗のレトルトということで、少し期待して購入。それにしても、なんでショップ系スープカレーってこんなに高いのか?(マルちゃん・S&B等の)メーカーオリジナルと比べ、そんなに材料費が異なるとも思えないのだが・・・ショップへのチャージが大きいのでしょうか?

味:6点・・本品は木多朗店舗同様、やはりトマトが強くトロミがあって美味しい。不透明で赤味が強い色も美しい。木多朗のウリをかなり再現している。まぁいけます。辛さは選べないのがネックかな〜・・「本日のスープカレーのスープ」のように、辛味のもとを別パッケージにしてくれたら自分で辛味調整できるのに。

 

 

スープカレーの匠(クッキングタイプ)

らっきょの井出さんが監修ということだが、らっきょレトルトが期待ハズレだったので、これについても期待しないで購入してみた。

味:6点・・上述したのだが、事前の「期待値」というのは、いざ食べた時の好感度を変化させるパワーがある。このカレーは、事前の期待値が低かったためか、以外にも美味しく好感度が高かった。値段の割りにお勧めの一品。

ただし。らっきょ店舗の味とは異なっており、らっきょブランドを低下させる商品でることは否めないだろう。これを食して、「なんだー、らっきょってこんなもんかぁ」と思う人は多いと思う・・らっきょの店名が表に出るのならば、もうちょっと気合を入れてほしかった。

つんくが最初にモーニング娘をプロデュースしたとき、モー娘のデビュー曲を聴いたシャランQのファンはがっかりしただろう。この商品はまさにデビュー時のモーニング娘である(井出さんはつんく)。モー娘はその後、熟成を重ね、ついにはシャランQを抜く人気となった。

井出さんも責任を持って、この商品を元祖の「らっきょ」を抜くように熟成を図ってもらいたい。。。それはありえないか!?

 

*まめ知識*

つんく(またはつんく♂):本名:寺田光男、1968年10月29日生。ミュージシャン、音楽プロデューサー。

大阪府東大阪市出身。ジェイ・ピー・ルーム所属。近畿大学附属高校・近畿大学商経学部卒業。血液型B型。由来は、友人から「つんくん」と呼ばれていたから。

なお、モーニング娘の小川麻琴と同じ誕生日である。同級生、大阪出身では、DonDokoDon、モンキッキー、コアラがいる。

 

・カップヌードル カレー味

言わずとしれたカップヌードルのカレー味。これが発売されたのは1973年、もう32歳にもなる(゜ロ゜;)!。しかし、未だに殆ど不変のその味は、多くのファンを持つ。その凄さに敬意を評し、札幌スープカレーとは言えないが、評価・解説を述べさせて頂くことにしました。

・味:誰もが知っているこの商品に関して、今更細かな味を評価をするのはヤボである。

当然ではあるがまともに評価すると、本サイトに掲載される殆どの他のスープカレーとは比較対照にならない。比較することはナンセンスこの上ない・・それは1973年製のダイヤル式黒電話器と、現在のTV付GPSケータイを比較するのに等しい。驚くべきことは、その年代モノのダイヤル式電話相当の品が現在も当時とそう変わらぬ値段で、そして総売上が業界ランク上位に君臨してることだ。

味は、カレー風味というだけで、まさにカップラーメンそのものである。ぶっちゃけ旨ぇ〜、ということはない。が、インスタントフード世代の我々は、その味を過去のモノ・・として決別することができない。長年時を共にした配偶者ですら、いとも簡単に決別するこの時代に・・(・・;)。

子供時代におやつ代わりに食べ、テスト前日は夜食にし、カップヌードル片手に徹夜麻雀をした歴史の蓄積である。あの安っぽいインスタントティストが、一つの文化として我々の脳下垂体のシプナスに織り込まれれてしまい、ある意味ジャンキー状態になっている。我々がカップヌードルに求めていることは、美味しさよりも、故郷に帰ったときのような安堵感や懐古感なのかもしれぬ(・。・)ほっ・・。

従って今でも、コンビニで見かけるとつい手が伸びてしまう。そしてお湯を入れて、短いが長い3分間というハンパな時間に困惑するのだ(´ヘ`;)。その後、このヘンな四角いのは肉なのかナ?・・とか考えつつ、喉に流し込む。・・旨いかマズいか、そんなこたぁどうでもいいのだ。。。むしろヤニ切れしたヘビースモーカーの体に、新たにニコチンが吸収される満足感に近いものがある・・それはヘタな食い物の「美味しさ」程度では遠く及ばない。

32歳のカップヌードルのカレー味。。。現在の札幌スープカレー屋の中で、32年後にも存在しているカレー屋は何件あるのだろうか?

(05年12月8日)

カリーリーブス(豊平区 西岡2条8丁目)

シチューとカレー、似て異なる料理である。それぞれのファンは主張を譲ることは難しいであろう。ところがこれが、スープカレーとなるとその中間と言えるものが存在することになる。両方のファンをうまく取り入れられるのか?

カリーリーブスのスープカレーはほぼビーフシチューといって差し支えないだろう。メニューにも堂々とビーフシチュがーベースと書かれている。となると、このスープカレーはビーフシチューとカレーの良いとこどりをしているのか?

辛味調整は客が自ら卓上のチリペッパーを入れて行う。そういえば、同じく(トマト)シチューベースと思われるスパイスボックスも同様である。これらはシチューがメインのために、辛さに応じ微妙に香辛料のバランスを変える必要はないのであろうか、疑問だ。

味:6点・・ビーフシチューベースのスープカレー、その味はどうであろうか。運ばれてきたカレーはとろみの少ないビーフシチューであった。辛味は少ない。卓上にあるチリペッパーを入れて食してみた。

うーん、びみょ〜。。。私はビーフシチューもスープカレーも好きなので、その良いとこ取りを見込める本スープカレーにかなり期待してしまったが、その期待に応えてくれた・・とは言い難い。ビーフシチューとカレーのマッチングがすばらしいとは言いかねる。詳細にはビーフシチューに入れた香辛料がガラムマサラではなく、チリペッパーなのだから、カレー風味が薄く、単に辛いビーフシチューとなってしまっている。もしこの辛いビーフシチューが旨いものなら、ビーフシチューに唐辛子を入れるという食文化がもっと一般的になっているであろう。

ビーフシチュー+チリペッパー・・正直、もう一ひねり何か欲しいところだ。

チキンはもも肉ブロックを使用、野菜は割りと小ぶりである。高めの値段と具について考慮すると、その充実度は標準以下だろう。

店舗:5点・・ウッディなログハウス調な店内。ネピアのボックスティッシュを半分に切断したものをカウンター等にテープで止めて、ティッシュケースとして使っている。そのセンスは不可解だ・・・

(06年1月)

 
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(゜▼゜*)ウヒヒヒ
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