間違いだらけのスープカレー選び (^¬^)/

〜本当にスープカレーっておいしいの?!〜

☆☆☆☆カレー(^。^)vゴク・・・

 木多朗 : 札幌市南区澄川6−4−2−1 澄川ビル1F

木多朗の前をよく通るが、最近、何故か夜は空いていることが多いようだ。お昼の方が混むようなので、ディナータイムにお勧め。

・味:8.5点 ・・チキベジを食した。トマトの酸味が効いたコクのある濃厚なトロミスープカレー・・というより、辛目のトマトシチューとでも言うべきか。トマトスープ好きにはビンゴ!の味だろう。甘い・・ワインと飴色玉葱の甘みか?具については菜の花が大変美味しかった。たまには行きたいお店。欠点はといえばスープ量が少なめなことか・・ま、これだけ濃厚だと、多少は少ないスープであってもかなり満腹感はあります。

最近(でもないか?)多いあっさり系スープカレーが好みの方にはあまりお薦めしないが、コテコテ派の私はファンである。

・店舗:3点 ・・従業員通路をカウンターが囲むこのスタイルとインテリアは、親子丼が美味しい某牛丼チェーン店とよく似ている。店側にとっては作業効率に優れているのだろう・・・けれど、客によっては牛丼を食べている気分になってしまうのでは。正直私も、ガーと食べてサッサと出よう、という気になってしまった。落ち着かず、長居はできない。ハッ?!客の回転率向上のための戦略か?・・とすると、戦略は思惑通りです、あっぱれ〜

厨房もまる見えなので、調理人からのホールチェックは容易なのだが、逆に客からは現実感を感じてしまう・・美しい厨房ならそれもまた演出となるのかもしれないが、私にはとても美しいとは思えない。炊飯ジャーが妙に高い位置においてあって、ご飯よそるのも大変だなぁ、と同情した。当然、大切なデートには不向きである。口説き落とした後のコとここに来るのは賛成だが、初デートでここをセレクトすべきではないだろう。

・その他:駐車場は狭いが、向かいの生協の駐車場に車を置いている客も多いのでは・・・木多朗の店主、やはり商売人ですナ。もし木多朗に行って、やむをえなく生協に車を置く場合は、生協でちょっとでもいいからお買物してあげましょうネ。

(更新日:05年12月)

南屋(ココナッツ) : 札幌市豊平東月寒3条16丁目

・味:8点・・私は札幌スープカレーのココナッツカレーは基本的に好きではないのだが、南屋のココナッツカレーだけは例外である。ココナッツ量が適正なせいかマイルドで美味しく食せる。基のスープがしっかり作られてて、コクがあって深い味わいななので、このようなアレンジも生きてくる。さすが老舗である。チキンは少々固め・・もうちょっと柔らかい方が好みだ。

塩分薄めなので、薄いと感じたら塩をオーダーしたらよい、スパイス入りの塩が出てきます。

・店舗:8点・・悪くない。ウッディ調の店内は「南屋」という店名からはかけ離れたアメリカンテイスト・・軽くロカビリー。店主は元ロックンローラー?

あえて欠点をあげれば、非常に出入りのキツい席もあって、ちょっとレイアウトにムリを感じた。

・その他:旨いことは認めるが、\1050は他店と比較しても少々高すぎか。。。その価格帯では、びっくりドンキーに行くと、ハンバーグセット定食+コーヒー+デザート・・コースを選べるのだ!L(・o・)」 オーマイガ。

(来店日:05年11月)

ピカンティ  :  北13条西3丁目

大変有名な店だし、行列により二度ほど諦めた経緯があったので、開店30分前に到着した。しかし、事前の期待が大きすぎたようだ・・。

「期待値」という言葉がある。合コンなんかでも、女性側主催者の「可愛いコばかりヨ」という事前情報を信じて、気合入れて合コンに行くと99.9%、合コン開始と同時に女性陣を見てガッカリし、モチベーションが超低下する。ピカンティ初来店時の私はまさにこの合コン状態だったのだ。何事も期待値が大きすぎると、ロクなことがないのだ。旨い!とは言ってもしょせんはスープカレーなのだ、、、合コンに浜崎あゆみがいるワケきゃないのである。。。期待しすぎは禁物です。

・味:8点・・和風味とトマト味のものを食した。個人的には和風味の方が美味しく感じた。かなりコクのあるスープである。ただ、旨いことは旨いのだが、上述のように期待値が大きすぎたせいか、噂ほどのありがたみは感じることができなかった。冷静な気持ちでまた行ってみたい。

・店舗:7点・・かなり個性的。パーテーションによって、各席が個室のような雰囲気になっている。暗さや小物も妖艶な雰囲気をかもし出していて面白い。ただ、レイアウトにゆとりを感じなかった・・まあ、これだけ混んでいる店なのだからそれは仕方がないのだろう。

・その他:めちゃ混んでいて、すぐに行列ができる。時間の余裕を見ていくべし。スープカレー街道のお店。

(来店日:05年5月)

本日のスープカレーのスープ(アジアン)

・味:7.5点・・大泉 洋氏プロデュース第2弾のスープカレー。前作品が非常に美味しかったため、期待してみた。結果は、前作ほどではないが、充分期待に応えてくれたと言える。トマトの酸味が効いた美しい赤いスープは、あっさりしてるのに深い味わいがある。さすが我らが大泉 洋!(彼がどれくらいレシピに貢献したかは不明だが)

トッピングの香辛料は、かけすぎると個人的には香りがキツ過ぎた。ピンクペッパーは見た目は綺麗で良いが、味はイマイチか。また、豆板醤入り?の辛味の元は大変辛いので、勿体無いからと入れすぎると(人によっては)後悔することになるだろう。

・:前作品と同様、具がないので、別途具を用意することが大変面倒である。このコンセプトには賛同しかねます・・・また、レトルトにしては値段も高め。

また、個人的な話ではあるが、大泉氏には常にどこかは3枚目でいて欲しい・・でき過ぎ!の彼は、従来の彼のキャラには似合わない。例えば、お笑いタレントの山崎邦正が、美女をはべらかせてフェラーリを運転しているのを見かけたら、なんとなくムカつかないか?

最近、大泉氏は時々、妙にできすぎの所がある・・その時、上記のようなステキな山崎邦正を見たようなジェラを感じてしまう。納得がいかない・・・良いものを提供するのは構わないが、味でもパッケージでも説明書でも良いから、どこかに彼らしいエッセンスを加えて頂けたら最高なのだが・・。

 

上:大泉 洋 氏

下:山崎 邦正 氏

南屋(ココナッツ レトルト) 

・味:7点・・日本では美味しいココナッツカレーを食したことがなかったため、期待せずに購入してみた。すると以外にもかなりイケててびっくり!上述の南屋店舗のココナッツカレー同様、マイルドでおいしく頂くことができました。

期待していなかった分、余計にありがたみを感じたのかもしれない。ピカンティ欄で記したが、事前の情報で女性陣に対し期待が持てない合コンに行ったのに、思いがけずに可愛いコに出会えた・・ような感じだったのだ。

・その他:レトルトなのに骨付きの(小さいが)チキンレッグが入ってて嬉しい(^^)ま、定価\700だからそのくらい当たり前?!

 

カリーマン:豊平区豊平4条3丁目

ゴルフというスポーツは、14本のクラブを多用する。ドライバーで豪快なナイスショットを決めても、グリーン上でパッティグをミスると、もうスコアメイクは望めない・・勿体無いことである。

・味:8.5点・・しょっぱい!・・が、その他は割りと私好みの味で美味しかった。スープはトロミがある超濃厚系。油が程よく浮いておりスパイシーなカレー。困ったもんだが、私はこのようないかにも体に悪そうな味がスキだ。またチキンの香ばしさと柔らかさは超特級レベル。ただ、ジャガイモだけはホクホク感が失われベチャっとしており、率直に言って不味い。

このカレーは、非常に勿体無いカレーである。せっかくドライバーとセカンドショットが良かったのに、グリーン上のパッティングで損をしているようなものだ。ツメが甘いのである。

全体的には良いのだが、しょっぱい!塩加減というのは単純だが、味を大きく左右させてしまう。特にしょっぱ過ぎというのはダメージが大きい。逆に薄味の場合は塩を入れれば良いだけなのだが、塩分過大っつーのはタチが悪い。 

チキンと挽肉ほうれん草を同時に食したが、挽肉ほうれん草の方がかなりしょっぱかった。そのことに納得がいかず、シェフにその理由を聞いたところ、挽肉自体の塩加減が加わり、(元々しょっぱいカレーが)更にしょっぱくなったとのこと。

しかし、それならば、挽肉バージョンの際には全体を薄めて塩分調整を図る等の対応をすべきろう。挽肉好き=濃い味好きと・・というワケではないのだから。この件について、シェフは確信犯である。

・カリーマン 挽肉ほうれん草

・カリーマン チキン

 

恐らくこのシェフは塩加減に関してだけは、かなり感度が鈍いのか、ラフなのか・・・しかしそれはかなり致命的である。そのせいでかなりの客を失っているだろう。せっかく美味しく作られたカレーが勿体無い。実はそのラフさ加減は塩加減以外にも見受けられる・・私は嫌いではなかったが、その多用なラフさを嫌がる客は結構多いだろう。大まかな仕事は天才的だが、細かなコトは苦手・・という人がいる。この店のシェフはそういう方なのでは・・・。

パッティングがヘタなゴルファーが大成することは無い。この店が今一ブレイクしないなら、それはそのようなツメの甘さが原因と思う。ドライバーの300ヤードショットも、パターの3ヤードショットも同じ1打なのだ。

又、個人的希望であるが、ワインやチャツネ・蜂蜜等でもう少しだけ甘みを加えててくれたらベターだ。

・店舗:5店・・アメリカン調のお店。嫌いではないが、かといって、特別誉めるべきポイントもない。まあ、しょせんはカレー屋さん・・イタリアンと異なり、客もそれほど店舗に期待もしてないだろうから、個人的にはこれで充分。

以上、厳しく評価したが、ベースはかなり良いので又伺わせてもらいまっせ(^¬^)ゴク・・・

(05年12月11日)

・からからや  :  札幌市白石区栄通19

(05年12月)再度、からからやへ行きチキンカレーを食した。コクが深くやはり旨い、、というか更に味が進化したように思えた。この和風ティストは個性的で、他店では味わえないと思う。ファンも増えているようであった。ただ、チキンは蒸し鳥のような感じで、ジューシーという表現はあてはまらないことが残念。

(05年12月12日)

05年春にできたばかりの店。開店当初に行ったが美味しかった。

・味:8点・・和風ダシだろうか、しっかりと深いまろやかさが効いてて且つ、DRYティストで美味しい。ただ、個性というイミではどうだろうか、、、小学校のクラスにいる勉強も運動もそこそこできるが目立たない生徒・・という感じか?新しい店ということならば、既存にはあまりない何か個性をアピールできるポイントが欲しいところ・・勉強・運動はそこそこだが、ドラクエなら誰にも負けない!という熱意を感じたい。ベースはいいので、今後の更なる発展に期待だ。

・店舗:6点・・狭いながらも工夫したレイアウトである。厨房がかなり狭そうで同情してしまった。仕方がないが、ちょっと窮屈感はある。BGMのレゲエが良かった。

また、テーブルと厨房の間はパーテーションで仕切られているだけである。横に厨房があると気づかずに、友人と色々と味の評価をしてしまった内容が、厨房に筒抜けになってしまったと思う。まあ、調理人も客の素の声が聞けてそれはそれでいいのかな?・・・席によってはあまり恥ずかしい話は避けた方がいいでしょう。

(05年11月)

 ホットスパイス(トマト味):東区伏古9条3丁目3-3

年末に帰省してきた友人3人が、こってり濃い味スープカレーを食べたいという。開店している店も少なかったので、ホットスパイスに行った。彼等の評価は・・

 激旨!:1人、まあまあ:1人、イマイチ:1人・・であった。まあ、その評価結果は恐らく店主の想定内であろう。このような個性派カレーの評価はバラツキが大きいもので、逆に誰もが美味しいというようなカレーは個性にかけるものだ。

残念なこともあった。友人がチキンと水餃子、どちらも食べたいというので、チキンカレーに水餃子をトッピングを御願いしたが断られた(T_T) 。簡単に作れると思われるのだが・・・。ちょっとは柔軟性が欲しいところだ・・せめてNGならその理由を説明して欲しかった。サービス精神旺盛とは言えない。尚、期待はしてなかったが、やはりチキンは硬い。スープは9点相当だが、このチキンによって、8.5点とした。

(H18.1.5)

ホットスパイス(トマト味)

 

・味:8.5点・・超老舗の札幌スープカリー木多朗に行ったことがある客がこれを食すると、もしかしてこの店は木多朗の系列店?と思うかもしれない・・・ぶっちゃけ私は一瞬そう感じてしまった。木多朗の「トマト〜!!」という強烈な個性をちょっと規制緩和したような感じといえば分り易いだろうか。

昔、ドラゴンクエストが登場した後、FF(ファイナルファンタジー)が発売された。FFはドラクエの後発であるがゆえ、ドラクエより少々進歩しており、当然ブレイクした。しかし、その楽しいFFができたのはドラクエという先駆者のおかげでもある。

このスープカレーはまさにFFである。後発がゆえに(個人的には)元祖をちょっと凌いでいる。確かに美味しい、私の好みの味である。しかし、その美味しいカレーができたのは木多朗という先駆者のおかげでもある・・・という気がして、何故かここのシェフよりも木多朗のシェフに感謝してしまう。

食に限らず文化というものは、パクリの積み重ねで発達しているという側面は否定しない。パクリ結構!、、、だが、後発ならば元祖を超越する分り易い進化を見せて欲しいものだ。その進化が「元祖の個性を薄めました」程度ではちょっと淋しい。まぁそれでも、旨いということは事実なので4☆とした。恐らく相当の手間隙もかかっていそうだ。

この店の品が高価格である事由の一つは地鶏を使っているから・・だそうだ。一般的なスープカレーに使われる輸入ブロイラー、その特徴は鶏の風味が少ない・・というか殆ど皆無なことだ。風味のある地鶏当を、スープカレーに使ってもあまりにもカレーの味が強く、微妙な鶏の風味を全面に出すことは難しいしまた、その必要性は薄いと思う。スープカレーを味わたいならば輸入ブロイラーでも特に不具合はないと思うのだが・・。まあ、拘りと言えばそれもアリなのかもしれないが、私と、その他この店に行った知人3人とも、特にこの店で高価であろう地鶏のありがたさを感じることはできなかった(高級地鶏とは全く気がつかなかった)。むしろ私適にはチキンより水餃子カレーの方が美味だった。やはり水餃子とスープカレーの相性は抜群だ。

最近にしては珍しくオーダー時に辛さをセレクトできず、客が卓上の辛味の元を入れて辛さ設定をする仕組である。ちなみにその辛味を入れない状態では、殆どトマトシチューかとろみの少ないハヤシライスのルー・・という感じで、カレーらしいテイストは希薄だ。辛味にもクミンは少ないので、辛くしてもカレーの風味は少ない。

ランチタイムに行くと、コーヒーが無料飲放である。嬉しいサービスだ(^^)

・店舗:8点・・かなり古い倉庫らしき建物を使った店舗。特に煉瓦作りのエクステリアはそれなりにいい味を出している。インテリアもベースはいい・・が、あえて難を言えばカウンターはちょっとゴチャゴチャ気味か。

(来店日:05年12月末)

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(゜▼゜*)ウヒヒヒ
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