間違いだらけのスープカレー選び (^¬^)/

〜本当にスープカレーっておいしいの?!〜

☆☆カレー (・・;)ビミョ〜(3/3)

 

・らっきょ大サーカス(らっきょ風おこげのスープカレー)

札幌市白石区本通14丁目南1番地

弘法も筆の誤り:どんな名人上手でも間違い、失敗はあるものだという意味・・・

っきょのオリジナルメニュー。その名前から判断する限りは、おこげ御飯のスープカレー茶付けのようなものか。想像するだけで香ばしそうで、実に旨そうである( ̄¬ ̄)。期待値100%で席についた。

店員が、らっきょ風おこげのスープカレーとは別にライスを食べるか?と聞いてきた。そのおこげだけでは、中々男性のお腹を満たせないとのこと。

オーダー後、15分程で運ばれてきたのはお菓子の「おこし」のような物体が、大皿に入ったもの・・。炊飯器の底に付いているいわゆる「おこげ」・・とは異なるようだ。と、その時店員がその皿に鍋のスープカレーを注いだ。にくい演出である。

まずは、スープから顔を出しているおこげ御飯を食する・・か・堅い。これっておこげか??どこも焦げてないぞ。少なくとも私が考えている炊飯器の底のおこげとは別物である。どうやら、らっきょ風おこげ、、というのは中華風おこげのことらしい。そして当たり前だがそのおこげ単体では堅くてとても旨いとは思えない。。

そっか!この御飯は、スープに浸して初めてその本領を発揮するのか!と考え、スープと共に食べてみた・・・う〜ん、ビミョーだ。スープでふやけているとはいえ、口の中で、御飯の堅い食感が不快に感じてしまう。中華あんかけのおこげ御飯ほどのマッチングはないと感じた。

このカレーのチキンはササミである。一般にササミはタンパクでムシムシしており、マッチング的に良くないのか、スープカレーに入っていることは珍しい。井出さんはそれを上手く調理し、マッチングに成功したのか?としたら、さすがである・・と思いつつ、ササミを食した。・・・ムシムシモゴモゴ・・マ・マズイ(+д+)。ササミ特有のタンパク感がモロに表面化している。

ミニトマトが3つ入っている。見ると2つは火が通っているが、1つは表面も乾いている生のままのトマトで、盛り付けの最後にポンと置かれたようだ(写真参照)。その1つを食べてみた・・ぬるい。この生のミニトマトは意図的なのだろうか?とするとその作戦が成功しているとはとても思えなかった。もしかすると、調理段階でミニトマトを1コ入れ忘れてて、「ヤベエ!」と、最後に1コ置いたのか?ミステリーだ。次回にまた本品をオーダーしたらその謎は解けるだろう・・がその機会は来そうもない。もしその答を知っている方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。

おこげスープカレーは、時間とともに御飯がふやけ、次第に雑炊のようになっていった。が、やはり揚げられた米のブツブツ感で、旨くはならない。別途ライスがあるので、雑炊をおかずにライスを食するようでヘンな感じだ。正直、最後の方は食べることがけっこう辛かった。

弘法も筆の誤り・・という言葉を連想してしまう一品である。あの美味スープカレーを考案した井出さんの作品とは思えない。スープ自体は旨いのだが、その他のマイナス要因が大きすぎて不完全燃焼しているようだ。個性を求めて思案したようだが、個性があれば良いというものではない。らっきょに初めて来店した人がこれを食べてしまうと、2度と来なくなってしまうのでは?・・と心配してしまった。このメニューがこのまま今後も生き残るれるのか・・スープカレーファンとして興味あるところだ。

(来店日:06年1月)

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